失語症記念館
友からの便り2002年

あいさつ皆さんからのお便りをご紹介します。あいさつ

7月19日:片岡さんからの便り
  片岡です。
 14日、「つくばね友の会」に行って参りました。

  「つくばね友の会」に参加して。
  7月14日 日曜日 天気 晴
  水戸近在からST4名、失語症者7名+家族1名、計12名が車3台に分乗し、常磐高速道の「友部サービスエリア」から乗り「さくら土浦」で降りた。
「さくら障害センター」は、土浦市大豆角(ささぎ)四つ角を右に曲がり、直ぐそこにあった。

  車を降り「おはようございます」と言いながら、会場の中へ向かった。
会場の中に入った。 入った瞬間、驚いた。
「つくばね友の会」には車椅子の人が5〜6名位いたろうか。 年配者が多くいたのだ。
「葵の会」は「足」が達者な方たちばかりだ。(うッッそ〜) 杖を突いている人は7人中、一人だ。

  県南の20代から30代の若いSTが10数人いた事が、意外だった。
「つくばね友の会」、「付き添い」、「葵の会」、「ST」で、総勢80名は超えていたと思う。

世話人の荒川STは「テンヤワンヤ」。 30分経過。 なかなか始まれなかった。

  司会者が告げた。
  開会の言葉、開会の挨拶が終わり、「各人、2〜3分で近況報告をお願いします」と言う事で、各STが自分と患者の紹介をした。

  失語症者は面白可笑しいのです。 夫婦の「愛」と言うか、付き添いの「友情」と言うべきか、「つっかえ、つっかえ」ながら話す。 2〜3分と言う時間は、短く思う。 失語症者と言うのは、声が「小さい人」又、「大きい人」等がいて凄く楽しいのです。「何を言っているのか分からない」のも失語症者の集まりです。

  家族を連れて来ていた人、女性で40歳を過ぎているとは思います。
  「此方へ来て(つくば市)15年が過ぎました、明日からは福岡県に行きます、お世話になりました」と言った時、一斉に拍手が起こりました。

  会長と副会長は、流暢に喋りまくり、二人で15〜16分になっていた。(口が廻るほどに喋りたがるのは、誰かと同じ)(えっ、俺)。 葵の会では、副会長の海老沢さんが挨拶をした。「葵の会」と言えば、心得ていて、各人、名前だけでおしまいにした。

 昼食になり、「幕の内弁当」と巻物の「寿司」だった。 思い思いに、弁当を使った。
一方、世話人の荒川STは、休む事が無かったろう。 気の毒だとは思うが、私達は、何にも出来ない状態でした。

  午後、筑波大学の「弦楽四重奏団」(ヴァイオリン×4、ヴオラ×2、チェロ×1) クラッシックは2曲。
大半はアルコ(弦を弓で弾く)なのだが、1曲はピジカット(弦を爪先で弾く)で演奏していた。(私はジャズファンでクラッシックの曲名は分かりませんでした)

「故郷」、「青い山脈」、「津軽海峡冬景色」、「ソーラン節」等、数曲演奏をした。
  失語症者も、周りにいた人も、どこからか歌いだした。 演奏している人達も嬉しかったに違いない。
  アンコールは2曲であったが、会場は、大いに盛り上がりました。

  お茶のひと時があって、夫々、お話をしていた。
私は、K 君に会った。(水戸でお会いいしていますから、二度目になった)
県立医療大学付属病院のSTに「10月19日は楽しみにしていますよ」と言ってくれました。 “感激”
  とても、とても、楽し思い出になりました。

  今日、「さくら障害センター」は、冷房がなくて暑かった。 暑すぎた。 土浦市で30数度あったのではないか。
こんな事もあった。 団扇で、四六時中、俺達の事を煽ってくれていた。「居城さん、もういいよ」と言ったら、居城STが「自分も煽っているからいいの」と言って下さった。 優しい人です。

  と言った所です。  

7月19日  --片岡 博童・(葵の会)--   

7月10日:松岡さんからの便り
片岡 様へ

「第2茨城県失語症者のつどいin水戸」を10月19日に開催されますが、熊本も同 じ日に開催することにしています。
「わいわいがやがや」でいいと思います。交流が必要だと思います。

私たちも、少しずつ交流の輪が広げるように願っています。
[開催要領]
1 主 催 熊本県失語症者有志の会 
  共 催 熊本県言語聴覚士会
2 日 時 平成14年10月19日(土) 13時30分〜15時30分まで
3 場 所 熊本県立大学 大講義室
       熊本市月出3−1−100
        пi代)096 383-2929
4 対象者 熊本県の住民、失語症者及び家族、医療・保健・福祉関係者等
         約300人
5 プログラム
   @ 記念講演会 演題「新たな可能性を求めて」
              講師 本渡市 松下能也氏
   A 友の会対抗の○×クイズ
   B 失語症友の会の発表
   C みんなで歌おう     音楽療法士 小林真寿子氏

         ・言語障害及び言語聴覚士に関するパンフレット配布

             熊本県   松岡孝一
7月9日:片岡さんからの便り
片岡です。
 10月19日に「第2茨城県失語症者のつどいin水戸」を実施するにあたり、県南のA先生に「交流会として葵の会からつくばね友の会へ行ってはどうだろうか」、と相談を持ちかけたのです。

 A先生は「つくばね友の会と相談してみます、多分大丈夫と思いますよ」。
その次の月、「勿論、OKです」言う答えでした。

 それで14日、小林STを筆頭に、総勢11名で、押しかけて行く事になりました。
当日は、お昼を食い、そして「クラッシック・コンサート」を、開いてくれるそうです。
今から、楽しみにしています。
 お互いに流暢には喋れませんが、「わいわいがやがや」やって皆さんが、「楽しく」「愉快」になれたらいいなと思っています。

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最終更新日: 2009/11/18