失語症記念館
友からの便り2008年5月

あいさつ皆さんからのお便りをご紹介します。あいさつ
5月24日:岡田さんからの便り

第16回広島県言語友の会因島大会」に参加して

岡田和子(家族)

 青葉若葉の候 我が家の周りでは「田植え」の季節を迎え何時もは静かな田園風景も田植えの支度であわただしくなっています。
  もう一週間もすると「田植え」も終わり静かさを取り戻します。

 5月11日(日曜日)因島芸予文化センター(広島県尾道市因島土生町)において広島県内7つの言語友の会や市民など400人が参加して「第16回広島県言語友の会因島大会」が行われました。

第1部総会終了後
第2部は全体劇「明るいほうへ2」〜県大会へ行こう!!〜と題して
  因島言語友の会「あけぼの会」の会員、家族の熱演される中県内7つの友の会も参加して「歌」有り「マジック」有り「体操あり」の劇が上演されました。
  内容については5月12日、5月14日地元新聞に掲載されました。又5月17日NHKTVでも放送されました。
5月3日宮田睦美さんの電子メールでも紹介されています。

 「明るいほうへ2」で主演されたご夫妻をはじめ出演された方々が「何時もの事を、何時もの様に」そして 笑顔で演じられ会場は笑いと拍手で暖かい雰囲気に包まれました。

 劇を観ながら発病時の頃を色々思い出しました。
突然の発病、入院,手術そして退院、夫は勿論家族も私も不安のどん底に落とされ行き場を失いました。
  私達夫婦も何処へも行ける場所が見つかりませんでした。当時広島県大会が隣の竹原で有る事を知り兎に角行ってみようと嫌がる夫を連れて雨の中行ったのを思い出しました。
  大会に参加し同じ悩みを持った方と話が出来た事で気持ちが少し楽になりました。又夫も自分1人では無いと思えたのではないでしょうか。
  其の後夫は三原失語症友の会「こだま」に入会し唯一楽しく話せる場所が出来欠かさず参加して10年になります。

 瀬戸内海の海を見ながら昼食をいただき午後は各友の会対抗「フーセンバレー」に汗を流し大会が終わりました。
  それから「ポルノグラフティー ボーカルの岡野昭仁さんからの心強いメッセージもいただき大いにもり上がり元気をもらった一日でした。

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最終更新日: 2009/12/05