失語症記念館
友からの便り2010年2月

           
あいさつ皆さんからのお便りをご紹介します。あいさつ
2月14日:福間さんからの便り

 昨日『認知症ケア・フォーラムinいずも』に行ってきました。

基調講演:(財)長寿社会開発センター 常務理事 石黒秀喜氏
パネラー: エスポアール出雲クリニック 院長 高橋幸男氏
森外科 : 副院長 ・看護部長 金田弘子氏

 皆さんが話された中で共通していることは、 『今までの自分を知って欲しい・・』ということであり、 「自己点検ノート」作成の必要性を話され提示もされました。

 私も突然障害者となり、地域社会での、以前の私と以後の私に対しての差異に愕然としました。
  辞めた会社は30年間勤めた私を知っているのですが。

 これから生きていく地域・社会が私を知らない、 認知症だけじゃなく脳卒中の私たちにも、「自己点検ノート」に『私を知って欲しい・・』ことを書く必要性を感じました。
  自分を分かって下さる小さなことで、『人は何倍も元気になる』ことを知って欲しいのです。
2月13日:園田さんからの便り

 2月11日に、茨城県竜ケ崎で、失語症家族会の第1回のお話し会をしてきました。
あいにくのみぞれ空の中でしたが31名の方が集まって下さり、 熱気むんむんのお話し会をしてきました。
失語症歴の短いご家族の方々のお話には、みなさん涙涙で 素晴らしいお話し会になりました。

 仲間が集うって、素晴らしいと思いました。
また、精神障害(高次脳を含む)の家族会の会長さんも見えて 障害者同士連携しましょうという話もあり、 常陽新聞の記者さんも取材にいらしてくださいました。

 お話し会の後、いかがわしい宗教?団体からの 「念仏を唱えなさい、信じなさい、会に入りなさい」 という、お誘いが来たそうです。
 心が弱っている時は、そんな誘いに乗ってしまいそうになることもあると思います。
皆様、くれぐれもご注意いただきたいと思います。
 
後藤から
私が設立したすずめの会には「すずめの会会則」がありました。
その内、[3]決まり:   政治、宗教に関係することを持ち出さないこと。
がありました。設立した当時、宗教の方が家まで来られた思い出があります。気をつけて!
 

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最終更新日: 2010/08/10