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失語症は高次脳機能障害のなかに分類されていますが、失語症の症状には「話す」「聞く」「読む」「書く」の機能の障害があります。そのうち特に「読む」機能に障害がある場合、純粋失読と云う症状があるそうです。 |
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綿森淑子先生(広島県立保健福祉大学コミュニケーション障害学科教授、言語聴覚士)が監修した「純粋失読」(土本亜理子著)が刊行されました。
第一章に登場する岡田さんには今年3月にお目にかかったのですが、そのときは失語症者の軽い方と思っていました。
しかし本を読んでみると、やはり病気を持つと以前との落差がありそれ相当に苦しめられるものだと考えさせられました!
参考書にどうぞ!! (後藤) |
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読まれた方(ST)の感想は以下のようです。
失読の実態とそれによる日常生活上の困難がよくわかり、
ご本人と奥様の気持ちの動きもよくわかり、STにとっては訓練だけでなく
援助の方法を考える際の道標になる とてもよい本だと思います。
このような本を作って頂いて、ありがとうございました。 |
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「純粋失読 書けるのに読めない」
監修 綿森淑子 著者 土本亜理子
発行所 (株)三輪書店 TEL:03-3816-7796
定価 本体1800円+税
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