失語症記念館
友からの便り2006年5月

あいさつ皆さんからのお便りをご紹介します。あいさつ
              
5月5日:小薗さんからの便り

 小薗です。『五行歌 教室』を開きます。
5月21日日曜日、金沢で日本言語聴覚学会が開かれますが、昼休みの時間に金沢の失語症友の会の方々と一般の方々へ向けて『五行歌 教室』を開きます。
JR金沢駅東口ふれあい広場です。無料でどなたでも自由に参加できます。お近くの方は、ぜひいらしてください。
 
言葉が通じた
語りかけたい
一人一人に
全部の人に
目の前が明るくなった
ご指導していた82歳の女性が初めて詠まれた歌です。  
私は数年前に、『五行歌』 と出会って、これは失語症の方にはいいんじゃないかなと、言語訓練の中で使うことがあります。
五行歌 は、自分の思い、心に感じたことを自由な言葉で五行に詠む歌の形です。字数の制限もなければ、季語も、定型もありません。
失語症があると長い文を書くことが難しくなりますが、短いメールが打てる方は、心の思いを五行に並べてみると五行歌 になると思います。

『五行歌 入門 草壁焔太著・東京堂出版・1800円』という本があります。失語症の方の五行歌についても載せて頂いています。興味のある方はご一読ください。
5月4日:後藤からの便り

 今年は月・火を休めば9日間の大型連休。今日は天気も良いので、北鎌倉をぶらぶら。
 駅の前の小瀧美術館は連休中は無休とホームページに書いてあったが何故か休館。ヴェネツィアンガラスを展示している筈だったが残念。
 円覚寺に寄る。境内の前でお握りを自転車で売っていた男が声をかけて来た。「おにぎりはいかがですか?」
「あっ、残念。今、食べてきてしまったよ!」
 数歩、歩くと案内板があるので写真を撮っていたら、撮りましょうとその男が寄って来た。結構、いい奴かもしれない。
 お寺の階段には手すりが上下にある。新緑の木々の中で一刻を過ごした。

設営者:後藤卓也
設定期間:2001年3月15日〜2001年12月31日
管理:有限会社ベイゲット
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最終更新日: 2009/12/05