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<「失語症に『1級』『2級』」がない 理由 (推測)> |
@ 失語症は 分かりにくい。 |
例) |
視覚障害 | → | 「目」 |
聴覚障害 | → | 「耳」 |
失語症 | → | 「脳」 「脳の中で起きていること」は分かりにくい。 |
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A 失語症の程度を測る 客観的な基準が ない。 |
例) |
視覚障害 | → | 視力検査 |
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聴覚障害 | → | 聴力検査 |
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失語症 | → | ??? | |  |
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「判定基準を作る事」は、 少々難しいと思います。
しかし、 厚労省が その気になれば、 基準は作れると 思います。
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<身体障害者手帳の現状> |
@ NPO法人「CAN」 『「身体障害者手帳」に関する調査』 (2006年) |
結果1 身体障害者手帳の 言語障害の等級 内訳 |
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A よくある意見 |
・ 「肢体不自由で 1級や2級が取れる。 言語障害の認定は 不要。」 |
理由 : | 「実際のサービスに変わりが無い」と言われたから |
・ 「言語障害の認定は面倒」 |
理由 : | 認定には、 指定医の、 診断書・意見書が 必要。 手間と お金が かかる。
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<手帳を取った方が良い理由> |
@ 障害者福祉制度のサービスを受けるため |
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介護保険の被保険者でない場合 |
@「40歳未満の人」、 |
A「65歳未満で、失語症の原因が、特定疾病以外の病気の場合」 |
手帳を取得することをお勧めします。
「介護保険に無いサービス」を利用したい場合にも、手帳が有利なことがあります。 4級でも、手帳を取得するよう お勧めします。
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A 言語障害者の存在を示すため |
政府の「統計上の障害者の人数」は、 |
「身体障害者手帳の取得者の人数」がよく使われます。
「言語障害」で 手帳を取得すると、「言語障害者」が 多くなります。少しでも人数が多い方が、政策上は有利だと思われます。
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<和音の見解> |
「和音」は「失語症の障害認定は 3級と4級」は、「低すぎる」と、思います。
失語症者の生活は大変です。3級と4級では、「低すぎる」と思います。
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