失語症記念館

国家・政府が諮問すると思われる機関
和音
(失語症の人のためのバージョン)

 

Copyright (c) 2007 by author,Allrights reserved

2008年03月06日:和音

 
     
質問2


<医師の 診断書の 基準>
資料:「指定医のための手引書」
「意思疎通困難の程度について」
「喪失」「発声はある」が、
「ほとんど肉親との会話の用を成さない」場合
3級
「著しい障害」「肉親との会話は可能」であるが、
「他人には通じない」場合
4級
障害なし日常の会話が可能な場合。
不明瞭で不便があっても障害とは認めない
認定なし


<バリアフリーのための活動>
                 
@ ICFについて
  ICFに触れておられますね。さすがです!
  ICFの対象は、全ての人です。
  内容は、人間の「生活の機能」を分類する「枠組み」です。
※「機能」とは…「運動機能」「移動能力」「コミュニケーション能力」等
ICFは、1人の能力だけを見るのではありません。ある人の周囲の状況も考えます。ご指摘のとおり、保健・医療・福祉の分野で、 特にこの考え方を浸透させたいものです。

A 「和音」の活動
「和音」の目標は、失語症の人の社会参加を進めていこう、ということです。
「和音」の中心的事業は、「失語症会話パートナーの養成」です。
「失語症会話パートナー」は、失語症の人の コミュニケーションを 助ける役割を果たします。
これが、失語症の人にとっての「バリア(社会との壁)」を取り除く役割を果たすと考えています。

B 失語症者自身の活動
三重県四日市市の「よっかいち失語症友の会」の堀本会長
会長は、 市の「障害者団体協議会」に所属しています。
まず、この「障害者団体協議会」で 「失語症について」の啓蒙を始められました。
その結果、協議会の力を借りることもできるようになりました。
四日市市に対しても、会話パートナーや要約筆記の必要性を訴え、成果を挙げています。

C 今後に向けて
「失語症者の置かれている現状・問題」を、当事者の方々が声を上げていかれることは、とても大切なことだと思います。」
しかし、失語症の方々にとっては、声を上げることは、なかなか難しいです。理由は、言語障害があるからです。
案1
現在でも、多くの失語症者は 「パソコン」を使えません。
…→ 情報化社会からも取り残される。
→ 希望1
案2
失語症の重い人の言葉 →
希望2が聞き取り、代弁する。

back
back

和音
閉じる

next
next


設営者:後藤卓也
設定期間:2001年3月15日〜2001年12月31日
管理:記念館
Copyright © 2001 author. All rights reserved.
最終更新日: