失語症記念館
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2001年11月: 15/15頁

失語症であるということ
 それは監獄です、私は戸をあけることができません。うまく言えないのですが、…、(透けて外は)見えるのです、(出ることは)できると思うんですけど、(できないんです、それは)プラスティックのドアのよう(です)、私の頭、監獄。こんな具合なので「いらいらしたり」「すぐかっときたり」します<シャーリー談>。
 
何か読む時には、ちょっと待ってよ<シャーリー談>と言わねばなりません。読むということは、<シャーリー書>に絡みつかれた状態を、丹念に解きほぐすのに似ています。

シャーリ6
追記:シャーリーは話すことや読むこと、会話が年々進歩しています。全く問題ないところまで回復するのは困難ですが、これからも少しずつ良くなっていくと思います。現実を見つめるということは、努力を止めることではありません。あきらめないで。−リサ・メン

著者略歴:シャーリー・クレイマンは1985年に失語症になりました。病気になる前の35年間は、夫婦で小さな事業を営んでいました。リサ・メンは失語症の研究と言語心理学が専門の言語学者です。ボストン退役軍人医療センターのハロルド・グッドグラスのもとで教育を受けました。そして、現在はボルダ−にある、コロラド大学の言語学部の教授です。シャーリーとリサは、1988年にリサが研究プロジェクトのために、シャーリーの言語について調査しはじめてからの友人です。シャーリーの夫、エイブ・クレイマンは1999年に、81歳で亡くなりました。そのため、今シャーリーと家族はいろいろな問題に新たに直面しています。
この小冊子は、ボルダ−にあるコロラド大学の認知科学研究所および心理学研究所の援助で完成させることができました。コロラド大学言語聴覚学科ゲイル・ラムズバーガー教授およびスピーチクリニックの皆様の援助に感謝します。


 この小冊子が、何かの助けになると思われる人にはぜひ印刷して差し上げてください。
意見や感想は
 lise.menn@colorado.edu. までお送り下さい。

 失語症の方やご家族、言語聴覚士、その他失語症の方や言語障害学専攻の学生向けのサービスを提供しているホームページを運営していらっしゃる方が、このホームページとリンクして下さることを歓迎します。

その14
その14

シャーリー
失語症と共に


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最終更新日: 2001/11/18