失語症記念館
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6.何かを一緒にやってみよう。
 マージャン、将棋などのゲーム、旅行、会食なんでも誘ってみましょう。
 コミュニケーションの難しさは、一緒に居る時間が長いほど軽減されます。
 たくさんの共通の体験をすると、話題の背景も共有できて、ますますコミュニケーションが楽になります。
 ご家族のほうが一般の方より言語障害者の方と上手にコミュニケーションできるのは、「慣れ」や「共有する経験」などがあるからです。

7.コミュニケーションがうまくいかない時は一緒に残念がろう。
 コミュニケーションがうまくいかなかった時、言語障害のせいにするのはやめましょう。
 コミュニケーションは、相互の努力で成立するものです。
 うまくいかない場合の責任は、健常者の側にも半分あるはずだと考えましょう。
 ただし、責任の一端があるからといって、言語障害の方とコミュニケーションすることから逃げ出しては、もともこもありません。
 お互いに残念だという気持ちを伝え合いましょう。
残念な気持ちを共有することも、コミュニケーションだということを忘れないで下さい。

8.うまくコミュニケーションがとれたら、心から喜び合おう。
 何より嬉しいのは、理解し合えた時です。
 コミュニケーションが成立した喜びは、必ず表現して、伝えましょう。
 言語障害の方も嬉しい気持ちを必ず返してくれます。

9.何よりコミュニケーションを楽しもう。
 コミュニケーションの目的は、情報の伝達だけではありません。
 情報がわずかしか伝わらなくても、楽しみや安らぎを得られるようなコミュニケーションをしましょう。
 言語障害の方が、その場に参加できただけで楽しかったと思っていただければ、もうコミュニケーションは成立しています。

10.コミュニケーションバリヤフリーの仲間を増やそう。
 コミュニケーションのバリヤがなくなるためには、社会全体が言語障害の方を受け入れなければなりません。
 コミュニケーションバリヤフリーの仲間をふやしましょう。
言語の障害をお持ちの方が、地域や社会に自由に参加していける社会を作るためには、社会の一人一人が、言語障害の方を受け入れようと努力する必要があります。
そういうコミュニケーションバリヤフリーの社会を目指して、第一歩を踏み出しましょう。

その6
その6

失語症と共に
失語症と共に


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最終更新日: 2000/04/28