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山鹿温泉リハビリテーション病院の横山です。
小薗先生、
鹿本地域での「言語障害」についての
研修会をありがとうございました。
わかりやすく、優しくお話していただいて
もっともっと、多くの人に聞いて欲しいな、と 思いました。
松岡さん、
小薗先生つてにビデオをいただきました。
ありがとうございます。
今年こそは山鹿にも
「友の会」ができるようになんとかしたいです。 |
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横山典子さま
今日の熊本県山鹿市での地域リハビリテーション研修会では、『言語障害につい
て』話をさせていただいて、受講者の看護師や介護士の方々の反応にとても手ごたえ
を感じました。
今まで行った研修会と違って、講義のあと茶話会形式で小グループで
話したので、皆さんの飾らないご感想が聞けました。
「失語症者に五十音表を使うけど、できないのでそのままになってしまう。でもまた
次の人には五十音表を使う」こんなことがいまだに日本中で繰り返されているので
す。
また、「失語の人は知能が低下していると思っていた。だから、易しいひらがな
をと思っていた。」との正直な反省を込めたご感想が、想像以上に多く、改めて
ショックを受けました。
「聴いていただける機会があってよかった。でも、まだ、まだ、まだ、これから・・
・。」と大きな山の一合目に立っているような気分でした。
失語症者に接する方々の多くは『失語症とは何か』を知らないのです。知る機会が
ないのです。無知を責めるのではなく、気長に気長に知っていただく努力をしましょ
う。そのためには、看護師・保健師さん、介護士さんの会、などに私たちが積極的に
アプローチしていかなければならないと思います。
STとして訓練に当たるのも大好きなのだけれど、「失語症のことを知っていただく
よう働きかけるのも私たちの大切な役目」と改めて思った一日でした。
<山鹿市を訪れたことのない皆さんへ>
山鹿市は熊本市から北へ約1時間、日本でも珍しい昔の芝居小屋「八千代座」が現
役で使われており、時々玉三郎さんの芝居もかかります。知る人ぞ知る古きよき日本
を残した町です。
旧盆の頃には幻想的な「山鹿灯篭祭り」も開かれます。ぜひ一度訪
れてください。 |
熊本県 言語聴覚士 小薗真知子 |
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