2001年11月: 10/15頁 |
脳卒中になってから、心の中で考えます。孤独でした<シャーリー談>。はじめは、私ひとりだけが孤独なのだと思っていました。でも今は分かる、心の中、みんな少し孤独<シャーリー談>。病気になるほんの少し前は、忙しすぎて気付かなかったのです。今、病気を持っている時には、人生について考えます<シャーリー談>。ついに深く考える時間を持てたのです、父や兄のレオンのように。
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答えるための工夫
ある日ゲイルから電話があり、買い物に連れていってあげようかと言ってくれました。とてもありがたい<シャーリー談>。娘のサラがしてくれたことで、もしかしたら買い物に連れていってくれることよりもっと大切だったことは、「コネチカット」という単語を話すための工夫を考えてくれたことです。単語を小さな区切りにしてコネチ・カットと分けて話すように教えてくれました。コネチカットは私が育った場所なのです。人に会うと、「ご出身はどちらですか?ご両親はどこの方ですか?」と聞かれるので、そういう時に、「コネチカットです」と言えないと、失語症が悪くなったような気がするのです。
聞かれたことには答えなければ、会話になりません。サラに教えてもらって再びコネチカットといえるようになる前は、字を書いて答えるようにしていました。少しは意味があったと思います。
下の娘のサンディーが、ママ書かなくちゃ<シャーリー談>と言いました。左手で…<シャーリー談>と思いました。今のように、左手で書けるようになるにはずいぶん時間がかかりました。私が入院中、サンディーは毎日何があったかノートに書き続けていました。それをみると、私の書く字がどんなにひどかったかわかります。
シャーリーが初めて書いた文字
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大切なことばを話せるようになる
病気になってからずっと、祭日の名前を言うことができません。でも今は−サンク・ユー(サンキュー=ありがとう),と言うことで、サンク・ギビング(サンクスギビング=感謝祭)と言うことができます<シャーリー談> |